サブウェイはここから負けるなんてあり得ないという負け方をするのは普通のことなので、攻略法というよりは勝ちやすくなる記事という見方で読んでください。



バトルサブウェイスーパーシングルで使用したパーティ。
作業パなのでながら作業のついでにやりたい方へ。
ちなみにこのパーティで2回挑戦して、1回目は283連勝、2回目は301連勝(継続)。


種族名性格特性持ち物
ガブリアス陽気砂隠れ気合のタスキ逆鱗(0) 地震(3)
火炎放射(0) 剣の舞(0)
スイクン図太いプレッシャー食べ残し波乗り(3) 冷凍ビーム(3)
どくどく(3) 守る(3)
ラッキー図太い自然回復進化の輝石地球投げ(3) 小さくなる(3)
卵産み(3) 身代り(3)
()の数字はポイントアップ使用回数。


パーティの構築は輝石ラッキーからスタートして、取り巻きで良いポケモンが浮かばなかったので、以前から使用していたガブリアススイクンを入れた。
どくどく以外全て命中100の技のため、粉やお香持ちの相手以外で技が外れて負けるということはなくなる。


ラッキーを用意するのが面倒であればガブリ+スイクン+なにかで代用可。
ガブリ+スイクンが強すぎるのでこの2匹がいれば100連勝くらいはできるはず。


以下、個別解説。
能力値は実際に使用したポケモンの数値ではなく理想値。


ガブリアス H183-A182-B115-C90-D106-S169
AS振りのタスキ持ち。
余った努力値はDに振ると、連続で最大ダメージを引かない限りゲンガーのシャドーボールを2発耐える。
テラキオンに強くするために最初の方はスカーフで使用していたが、急所に当たったり逆鱗で行動不能になったところを倒されてしまうことを考えるとやはりタスキが一番安定する。
スカーフガブリアスラティオス/アスにも突っ込める。
ラティはラッキーに交換すれば大体完封できるが、命の珠持ちで逆鱗を使ってくる型もいるため、タスキを持たせておくと対応しやすい。
ヤチェを持たせても急所で突破されてなにもしないまま瀕死になることもある。


スイクン H206-A78-B165-C118-D136-S116
サブウェイには最速陽気カイリキー(S117)はスカーフ持ちしかいないため、素早さは無振り95族抜き(グライオンなど)。
普通に対戦用で使うスイクンのSを下げたものなので、気にならなければS118でも良い。
技は鉄板の構成だが、凍りを回復するために熱湯でも良いと思った。
火傷のために熱湯を入れるのではなく、あくまで凍りを回復するため。
サブウェイのポケモンはポイントアップを使用していないため、プレッシャー+守るで強引に突破できるポケモンもいる。
一撃技を1回守ってPP-2。次に当たってしまったとしても残りPPは1なので、実質2回連続で一撃技を食らわなければ流せることになる。


■ラッキー H342-A9-B62-C55-D125-S86
よく凍るので特性は自然回復。
努力値はBに全振りにして、Sは無振り65族を抜かすまで振り、残りはHPに振った。
進化の奇跡でBDが1.5倍されて端数は切り捨てられるため、Dに余った努力値を振った方が総合的な耐久は高くなる。
しかし、もともと高い特殊耐久より危うい物理耐久を重視して余った努力値をHに振った。
1しか変わらないのでどちらでも良い。
一応Hは4nにならないようになっているため、身代りは4回使える。
スイクンもラッキーも混乱ダメージを最小限に抑えるためにAは低い方が良い。
S86はかなり重要でハッサムトドゼルガを抜かせる。
特にトドゼルガより速く身代りを出して一撃技のPP切らすことができるため事故がなくなった。
技構成はPPが多いものと再生系を重視。
サブウェイで使うラッキーの最大の長所は苦手な相手もPP切れで倒すことができる。
ゴーストタイプを倒せない技構成だが、小さくなる連打で相手のPPを切らせて悪あがきをさせて無理やり倒すことができる。
鈍いと眠るを持っていて倒しにくいポケモンもまとめて倒せるどころか、小さくなるを1回以上積んでいるか身代りがある状態ならほとんどのポケモンを倒せる。



ガブリアスの火炎放射の重要性について
火炎放射は炎4倍に対して使うが、命中100ということが重要である。
200戦以上対戦することを考えると炎の牙の命中95は信用できない。


炎技は剣の舞ハッサムや鈍いナットレイなど絶対に外してはならない場面で使用することが多い。
特にスイクンの前にナットレイを出された場合、ガブリアスに交換してから剣の舞を使わないといけない上に攻撃の際に鉄のトゲでHPが減っていく。
一度でも炎の牙が外れたら鈍いを積んだナットレイに全抜きされてしまうこともある。
鈍いナットレイはHD振りのため火炎放射で確定3発だが、ガブリアスを1発で倒せるまで鈍いを積むため3ターン以上猶予がある。
そのため後出しでも火炎放射3発で確実に倒すことができる。
火炎放射で半分以上減ったらイバンの実持ちと判別できるのも火炎放射の利点。
ちなみに大文字は命中が低いのはもちろん、HD振りナットレイを落とせない上に、イバン持ちナットレイはちょうど発動圏内までHPが減るため使いにくい。


サブウェイで100人と対戦したら10匹以上は炎4倍のポケモンが出てくるだろう。
そのポケモンが全て確定2発としても、20発以上使わないといけない。
命中100以外の技が20発以上も連続で当たるわけがないため、威力は低いが命中100の火炎放射が重要となってくる。


■キャラ対策(随時更新)
本パーティを基準にして解説するが、基本的に初手で下記のポケモンと対峙したときのことを想定している。
初手以外であればガブリアスやラッキーが積み終わって勝ちが確定している場合が多いため、初手に苦手なポケモンが出てきたときの対処法を中心に書いておく。


キノガッサ
トドゼルガ
フリーザー



キノガッサ

運が悪いと全抜きされる可能性がある。
気合のタスキ持ちや耐久に振ってある型が多く、ガブリアスの逆鱗を耐えられてキノコの胞子から攻められてしまう。
身代りも覚えている型もあるため、耐えられても逆鱗でギリギリまで削っておく。
宿り木の種を使用してくる型は守るも持っているが、なぜか守らないときがあるため、そのまま逆鱗で突破できる。
気合パンチ型は厄介だが、それ以外格闘技を持っていないことが救い。
ガブリアスは眠ってしまっても起きることを祈って居座る。
倒されてしまってもキノガッサの残り体力は少ないためラッキーを出して地球投げで削り切る。
AIのパターンがよくわからないが、キノコの胞子などの技を連続で使用しないことがある(もちろん使用する時もある)。
そして、おそらく弱点を突ける技を覚えているときは高確率で攻撃技を使用してくるようになっているため、気合パンチしか格闘技がないキノガッサの前ではラッキーで攻めていける。
あくまで経験上の話なので、これ以外の行動を取ることもあると思うので要注意。


トドゼルガ

絶対零度、地割れ、眠る、寝言という型があるため、交換の際に一撃技を食らわないような立ち回りをする必要がある。
初手でトドゼルガが出てきたら型を見分けるためにガブリアスで剣の舞を積んで様子見をする。
鈍い(アイスボール)か吹雪(特殊技)使用してきたらスイクンに交換してどくどくを当て、ラッキーに交換して小さくなるを積む。
氷の息吹や蓄えるを使用してきたらスイクンに交換して攻撃技のPPが切れたらラッキーに交換して積む。
絶対零度か地割れを使用してきた場合、一撃技が当たらなかったらもう一度剣の舞を積んで逆鱗で倒す。
一撃技が当たったら逆鱗で削り(HP赤ゲージまで削れる)、2回連続で当たってしまったらラッキーの身代りで一撃技のPPが切れるのを待つ。
サブウェイのトドゼルガで素早さ振りの型はいないので、ラッキーで先手を取ることができる。
ただし、一撃技のPPが切れても眠られると寝言で一撃技を使用されてしまうため、相手の眠るのPPが切れるまで攻撃せずに小さくなるを使い続けること。


フリーザ

心の眼、絶対零度、冷凍ビーム、氷の礫、ラムの実という型がある。
ガブリアスが完封、スイクンのどくどくが1度無効化され、ラッキーより速く行動してくる本パーティと相性が最悪の相手。
ガブリアスやラッキーで積む暇のない初手で出されると非常に対処が困難である。
上記のように、フリーザーは絶対零度を覚えている可能性があるため、ガブリアスで剣の舞を積んで強引に突破したいところだが、絶対零度を覚えている型は冷凍ビームと氷の礫も覚えているため絶対に交換して型を見分ける必要がある。


対処法は、冷凍ビーム1発で倒れるガブリアスには絶対零度を使ってこないというCPUの行動を利用して(HP満タンならおそらく…)スイクンに交換する。
スイクン絶対零度のPPを削っていくのだが、一番厄介なのは心の眼の次のターンに絶対零度を使ってくるとは限らないということである。
連続で心の眼を使用して無駄にターンを費やす場合もあれば、いきなり絶対零度を使用してくるときもある。
早々にどくどくを2回当てて連続守るでPPを切らせたい。
心の眼を受けたら連続で心の眼を使用することを祈ってスイクンで居座るか、ガブリアスかラッキーに心の眼の効果を消す。
絶対零度のPPが切れたらラッキーに交換して小さくなるを積んでいく。


初手でガブリアスからラッキーに交換しない理由は、スイクンよりもラッキーの方が全抜きできる可能性が高いため、スイクンが犠牲になっても絶対零度のPPを切らせてラッキーで積めるようにする。
ガブリアスが倒れてもラッキーが生きていれば全抜きの可能性がある。
フリーザーの前では生存させる優先度を"ラッキー>スイクンガブリアス"として立ち回り、最悪ガブリアスを犠牲にしてもターンとPPを稼ぎたい。


ちなみにフリーザーが吹雪を使ってきた場合は絶対零度がないため、どくどくを当てたらすぐにラッキーに交換して小さくなるを積んでいく。