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ラストチャレンジ東日本大会に参加してきました。
結果は予選4回戦落ちです。
宮城大会で使用したパーティをそのまま使ったので、対戦レポートだけ書こうと思いましたが、ここではまだパーティを書いていなかったのでまずはそちらから。
ちなみにビーンパまるパクリですが、解説の許可は得ています。
種族名 | 持ち物 | 技 | |||
---|---|---|---|---|---|
グラードン | くろいてっきゅう | じしん | いわなだれ | なげつける | まもる |
クレセリア | ラムのみ | くさむすび | てだすけ | ひかりのかべ | トリックルーム |
ホウオウ | ヨロギのみ | せいなるほのお | ブレイブバード | はねやすめ | まもる |
ユキノオー | オボンのみ | ふぶき | くさむすび | こおりのつぶて | まもる |
ビーンパを簡単に説明するとクレセグラのトリパです。
真バトル奥義に掲載されているアイゼンさんのパーティ(通称アイゼントリパと呼ばれているあれ)をビーンさんが組み換えたもの。
次に個別解説です。
ビーンさんのパーティをコピーしたものですが、自分なりに配分を変更したところや、ビーンさんの日記(mixi)に書いていない説明を補足として書いておきます。
個体値などはHABCDS順。
■グラードン
性 格:ゆうかん
個体値: 31 31 31 22 31 1
努力値:164 252 0 0 92 0
実数値:196 222 160 116 122 85
ビーンさん、アイゼンさんのグラードンはHAだったのですが、Hから少しDに回しました。
防御面は光の壁があるとき、パルキア(C183)の亜空切断をそこそこ分の良い確率で3発耐えることができます。
カビゴン(A162)の自爆を受けると低確率で落ちてしまいますが、GSルールで自爆持ちカビゴンはあまり攻撃に努力値を割り振っていないと思うのでHを削りました。
攻撃面はクレセリアの手助けを受けると、地震でメタグロス(H187/B151)を最低ダメージ以外で1発、ディアルガ(H207/B141)を高確率で1発で倒すことができます。
そのため、A222から削ることはできません。
■クレセリア
性 格:なまいき
個体値: 31 1 31 31 31 1
努力値:220 0 76 0 212 0
実数値:223 75 150 95 194 81
特防は手助け+C202の拘りメガネ持ち流星群を耐えるように振って、残りを防御に振りました。
一応、怒りの前歯+C222流星群を耐えるように調整しています。時の咆哮も高確率で耐えます。
防御は余りを振っただけですが、カビゴン(A162)の自爆(ダブル補正)くらいは耐えます。
ちなみに、パーティ全体で(というかグラードンが)HPに多く努力値を振っているのは、光の壁で特防を底上げしているからです。
特防も光の壁の補正(1.5倍)が掛かった時に、実数値に無駄がないように偶数にしてあります。
■ホウオウ
性 格:ゆうかん
個体値: 31 31 31 30 31 5
努力値:236 196 60 0 12 4
実数値:211 192 118 130 176 88
まず、素早さは同速を嫌って88まで上げました。
相手がトリパなら85付近になるはずなので、個体値1のポケモンなら努力値のあまり4を振って86になるため、個体値5のホウオウ(S87)を捕まえました。
そして、あまりの4を振って88です。
補足すると、主にトリパのギラティナや鉄球を投げつけた後のグラードン(相手)を意識しています。
ホウオウはトリル中に同速対決で勝ってもあまり意味がないと思いますが、お互いトリル要員が瀕死になった後は相手のポケモンより速く動きたいところです。
90以上でホウオウより速くて困るポケモンはバンギラスくらいなので、86〜89の間で調整。
前述のとおり、おそらく最遅か最遅+1あたりで調整している人がほとんどだと思ったので、88に決定しました。
90〜95の間はそれこそ激戦区で、本来の目的であるギラティナやグラードンとの同速ゲーを回避するという考えから外れてしまいます。
防御面はヨロギの実込みでドータクンの岩雪崩とギラティナO(A189)のシャドーダイブを耐えるようにしてあります。
また、ギラティナA(A152)のシャドーダイブを2発耐えます。
特防はルンパッパ(C156)の雨ハイドロポンプを耐えるようにしてあります。
性格は生意気にしようと思ったのですが、相手のギラティナを削るにはホウオウが中心になると思ったので勇敢で攻撃に振ることにしました。
技は自己再生ではなく羽休めを覚えさせています。
自己再生はグラードンの地震との相性は良いのですが、パーティ全体がバンギラスに弱いため羽休めで岩技を半減させます。
厳しいですが、バンギラスは聖なる炎で火傷させて羽休め連打で倒すことができます。
ただし、状況がタイマンや交換読みで聖なる炎を当てるなど限定的な場面や立ち回りが前提です。
無いよりマシ程度な感じで。
■ユキノオー
性 格:れいせい
個体値: 31 31 31 31 31 1
努力値:244 4 20 220 20 0
実数値:196 113 98 154 108 58
ほぼHCですが、防御に少し振ってグラードン(A222)の手助け+投げつける(黒い鉄球)を最大ダメージ以外で耐えるようにしてます。
耐えても耐えなくてもどちらでも良いのですが、特攻3を削っただけで耐えるならそうした方が良いと思ったので防御を上げました。
HPに振るか特防に振るか迷いましたが、HPに振るとギラティナO(A189)のシャドーダイブを耐えるようになります
それと、HPを偶数にして怒りの前歯を受けるとオボンの実が発動させるようにしてあります。
個別解説は以上です。
次になんかいろいろ。
このパーティの良い点は、
・作業パなので読みを減らせる、型にハマった行動ができる
・グラードンの日照りで凍り事故を防げる上に、ホウオウがノオツーに強くまず負けない
・命中100以外の技が岩雪崩と吹雪だけで、命中の面でも非常に安定する
・キッスオーガやディアドーブルと違って流行っていない
→ミラーになる確率が低く、万が一ミラーになったとしてもキッスオーガディアドーブルの不毛なミラーよりマシ
とにかく事故りにくい。
グラードンは電磁波も効かず、全員麻痺になって動けず負けたということもなくなります。
このパーティを使って有利に戦えたと思うパーティは、
ノオツー、ルンパオーガ、サルキア、ギラサル、ディアキッス、ギラグロス、ドクロオーガ(パル)など。
特にオーガ戦に強く、何度も潮吹き急所を受けたけどオーガに負けた記憶がない。
オーガやノオツー入りパーティには勝率100%か、限りなく100%に近いはずです。
対戦用ノートを見て集計しましたが、オフ、大会、身内との野試合の結果は39勝9敗でした。
だいたい勝率8割ちょいって感じですね。
逆に不利だと思うパーティは、
バンギドータ、ギラドータ、ルンパホウオウ、ホウオウクレセ、マニュレック、ディアドーブルなど。
ちなみにバンギドータとディアドーブル以外とは対戦してません。
多分きついでしょうってことで。
対戦する前からわかっていましたが、特にバンギドータに弱く、控えにオリジンギラがいると詰み状態。
パッキョさんに何度もバンギドータを使ってもらって対戦しましたが、相手の技が外れない限りどうやっても勝てません。
ただ、キッスオーガが流行っている以上はバンギドータがそう頻繁に出てくることはないと思って対策を切りました。
当たったらよっぽど運が悪いと思って諦める。
他も同じ理由です。
ただし、参加者全員が流行っているポケモンを対策していたり、そう思っていることを前提で考えているのでかなり強引です。
というかそう思わないと厳しいくらいどうしようもないのです。
このパーティの苦手なパーティはそこそこマイナーな部類に入るので、当たり運に賭けるということも考えておいたほうが良いということですね。
どんなパーティでも苦手なパーティがきたら勝つのは厳しいので。
あと、クレセが挑発されたらどうするの?って質問をよく受けるのですが、マニュレックのレックが岩雪崩を持っていない限りどうにかなります。
そもそも挑発を使うだろうポケモンがミュウツー、マニューラ、ドクロッグ、クロバットくらい。
ミュウツーはトリル状態でなくてもホウオウがいるから相当有利な上に、挑発を覚えていると残りは守ると吹雪ともう一つなにかで技スペース圧迫。
マニューラも同じです。ホウオウを投げると有利になり、マニューラが引っ込んで出てくるポケモンはだいたいユキノオーに弱いのでまた投げる。
クロバットは見たことないのでそれくらい使用率が低いポケモンです。
まぁこのパーティには前歯クロバットが一番きついんでしょうけど。
最後にディアドーブルですが、この組み合わせは持ち物と型に左右されるのでなんとも言えません。
ただ、型や持ち物が違うディアドーブルに対する行動をそれぞれあげていくと、"相手の持ち物があれじゃなければこの行動が安定"という行動が重複するのでやることは決まっています。
大勝利か大終了のどっちかになるでしょう。
立ち回りが後付けなので、ディアドーブル対策を強化するにはパーティを変えない限りはどうしようもないです。
ディアドーブル戦の立ち回りは機会があればします。
次回は対戦レポートを書きます。